スーパーでパートとして働く41歳の人妻・斉藤裕子と、大学生の吉沢涼介。
職場で一緒に働く二人の何気ない会話から、少しずつ距離が縮まっていく。
本作は、そんな日常の延長から男女の関係へと変わっていく過程を描いた成人向け漫画。
いきなり刺激の強い場面を見せるのではなく、職場での会話や昼休憩などを挟みながら、裕子というキャラクターを見せていくところが印象的だ。
41歳のパート主婦・斉藤裕子との距離が少しずつ変わっていく
この作品でまず目を引くのが、ヒロインの斉藤裕子。
スーパーではエプロン姿で働き、同僚と気さくに会話する41歳の人妻として描かれている。
特にいいのが、裕子と涼介の会話。
最初から特別な関係として描くのではなく、昼休憩で雑談したり、恋愛について話したりと、ごく普通の職場の男女として二人を見せている。
そこから会話の内容が少しずつ踏み込んだものになり、裕子の表情にも変化が出てくる。
普段の明るい笑顔だけでなく、照れた顔や戸惑った表情などが加わることで、「ただの職場仲間」だった二人の距離が変わっていく様子が伝わってくる。
また、裕子の服装もキャラクターを印象づけるポイント。
スーパーでのエプロン姿から、白いシャツやカーディガンといった普段着まで、41歳の大人の女性らしい落ち着いたスタイルで描かれている。
刺激的な場面だけではなく、そこへ至るまでの会話や関係性を含めて楽しめるのが、この作品の魅力だ。
【蔵人からのひとこと】
個人的に刺さったのは、やっぱり斉藤裕子というキャラクターそのもの。
41歳の人妻で、普段はスーパーで働いている。そんな日常感のある設定がいい。
特にエプロン姿で笑っている裕子と、二人きりになったときに見せる表情とのギャップが印象に残った。
最初から関係が出来上がっているのではなく、何気ない会話から少しずつ距離が変わっていく。この過程を楽しめる大人のヒロインものだと思う。
レビュー内容は【蔵人】個人の感想です。
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