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レビュー【FANZAブックス】歪んだ行為、それでも彼女は望んでいるのか?『インモラルガール 258』

これは、ただ刺激の強さだけを楽しむ作品ではない。

最初に目を奪われたのは、セーラー服風の服装と、青く冷たい背景。そして、その中で繰り広げられる背徳的な光景だった。

明らかに普通ではない。

それなのにページを追っていると、ひとつの疑問が頭から離れなくなってくる。

彼女は、本当に嫌がっているのだろうか。

表情から読み取れるものは、ひとつじゃない

この作品で印象に残ったのが女性の表情。

余裕のある笑顔ではないし、かといって単純に拒絶だけを表現しているようにも見えない。

刺激に翻弄されるような表情が続き、その曖昧さが作品全体に独特の危うさを生んでいる。

もちろん、一枚のイラストから女性の意思を断定することはできない。

だからこそ、

「この二人はどういう関係なのか?」

「彼女はなぜここにいるのか?」

そんなことまで想像させられてしまう。

歪んだ行為と背徳感

作中ではバイブ、ローターを使っていると思われるかなり刺激の強い場面も描かれる。

ただ、私がこの作品で気になったのは行為そのもの以上に、そこに漂う背徳感だった。

人に見せられるような関係ではない。

それでも二人だけの世界では、それが繰り返されている。

商品紹介にも「決して公にすることのできない二人だけの歪な美しさ」という言葉がある。

この一文は、作品の雰囲気をかなり的確に表していると思う。

彼女はそれを望んでいるのか?

ここが、私には一番引っかかった。

もし完全な拒絶として描くだけなら、作品の印象はもっと単純だったと思う。

ところが、この作品では表情や構図によって、その境界をあえて曖昧にしているように感じる。

苦しそうにも見える。

刺激に耐えているようにも見える。

そして場面によっては、その状況を受け入れているようにも見えてしまう。

だから見ている側は、

「彼女自身は、この関係をどう感じているんだろう?」

と考えてしまう。

答えを明確に描かないところが、この作品ならではの不穏さであり、妙にページをめくらせる部分でもあった。

青い世界とセーラー服風の服装

ビジュアル面では、全体を包む青系の色使いもかなり印象的。

明るく華やかな成人向け作品というより、夜や閉ざされた空間を思わせる冷たい雰囲気になっている。

そこに白と紺を基調にしたセーラー服風の服装が入ることで、女性の姿が強く浮かび上がる。

服装、表情、背景。

この3つが組み合わさって、単なる刺激的なイラスト集とは少し違う世界観を作っている。

背徳的な関係を想像させる一冊

『インモラルガール 258 Charme Coupable』は、かなり癖の強い作品だった。

刺激的な場面はもちろんある。

でも私が最後まで気になったのは、やっぱり二人の関係。

歪んでいる。

普通ではない。

それなのに、二人にしか理解できない何かがあるようにも見える。

彼女は本当に望んでいないのか。
それとも、誰にも言えないこの関係を受け入れているのか。

そんな想像まで含めて楽しむ作品なのかもしれない。

――蔵人

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レビュー内容は【蔵人】個人の感想です。

作品の価格・販売・配信状況などは、記事執筆時点の情報です。最新の情報はFANZAの商品ページでご確認ください。

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