※この物語はフィクションです。登場人物・団体・状況はすべて架空のものであり、実在の人物・団体・施設等とは一切関係ありません。
登場人物はすべて20歳以上の成人として描かれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

深夜、重厚な扉を閉めた瞬間、部屋の空気は甘く湿ったものへと変わる。
日中は規律正しく僕を支える彼女たちが、今は解かれたリボンのように、柔らかな肢体をシーツに沈めて僕を見上げている。
差し出された細い指先、スカートの奥に隠された秘密のレース、そして、上気した頬。重なり合う吐息が、執事室の冷えた静寂をじわじわと体温で塗りつぶしていく。
彼女たちの瞳に宿る独占欲に触れるたび、主従という名の薄い膜は、音もなく破れてしまいそうだ。
「旦那様、まだお休みには……させませんよ?」
首筋を這う吐息と、衣擦れの音。今夜ばかりは、命令を下すのは僕ではなく、彼女たちの指先なのかもしれない。







※本記事に掲載されている画像はすべてイメージです。モデルは20歳以上であり、演出・フィクションを含んでいます。