※この物語はフィクションです。登場人物・団体・状況はすべて架空のものであり、実在の人物・団体・施設等とは一切関係ありません。
登場人物はすべて20歳以上の成人として描かれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
トレーニングを終えた夜のジムは、昼間とは違って静かだった。
マシンの音もまばらで、空気にはまだ熱が残っている。
彼女はタオルで首元の汗を押さえながら、壁にもたれかかる。
呼吸が少し荒くて、胸が上下するたびに、視線の置き場に困った。
「はぁ……今日、追い込みすぎたかも」
そう言って笑った彼女は、ふとこちらを見た。
ただそれだけなのに、なぜか目を逸らせなかった。
汗に濡れた肌と、鍛え終えたばかりの身体。
その“無防備な距離”が、妙に近い。
「……そんなに見られると恥ずかしいんだけど?」
冗談めいた声。
でも、そのあと少しだけ口角を上げて、
彼女はわざとゆっくり伸びをする。
視線が絡んだ一瞬、
ジムの夜の静けさが、別の意味を帯び始めた。
——平常心では、もういられなかった。










※本記事に掲載されている画像はすべてイメージです。モデルは20歳以上であり、演出・フィクションを含んでいます。


