※この物語はフィクションです。登場人物・団体・状況はすべて架空のものであり、実在の人物・団体・施設等とは一切関係ありません。
登場人物はすべて20歳以上の成人として描かれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

仕事帰り、珍しく妻の親友のありさが訪ねてきた。
「たまたま近くまで来たから寄ってみた」なんて言いながら、
片手にはちょっといいワインのボトル。
ありさの急な訪問だったが、妻は嬉しそうにキッチンへ立ち、
夕食後、せっかくなのでありさがもってきたボトルの栓を開けた。
自然と会話が弾み、あっという間に夜は更けていく。
やがて妻は、少し眠そうにあくびをして言った。
「ごめん、なんか疲れちゃった…先に寝るね」
リビングに残されたのは、ありさと僕。
ふたりきりになるのは、これが初めてだった。

テレビの音が、静かな部屋にぽつりぽつりと響く。
彼女はソファに深く腰掛け、手元のグラスを軽く揺らした。
「ねえ、旦那さんって昔からこんなに落ち着いてたっけ?」
少し酔いの回った瞳が、柔らかく僕を見る。
「結婚前に紹介してもらった頃は、もっと無口だった気がするなあ…」
そう言って、彼女はくすっと笑った。
すぐ横に座っているのに、彼女の距離が近く感じる。
スカートの裾から少しだけ見える太もも、女性らしい柔らかなラインが目に入る。
何気ない会話のはずなのに、ふいに意識してしまう。
目が合いそうで合わない時間が、やけに長く感じた。

「ちょっとだけ、いい?」
ニットが開けたありさの肩がそっと触れる。
香水の香りがふわりと漂う。
自然な動作のはずなのに、心のどこかで警鐘が鳴る。
でも、拒む理由も見つからない。
テレビの画面が明るく光るなかで、
僕たちはその光に照らされながら、言葉を交わさず、唇を重ね合った…少し離れた寝室で妻が寝ているというのに…。
※本記事に掲載されている画像はすべてイメージです。モデルは20歳以上であり、演出・フィクションを含んでいます。

