※この物語はフィクションです。登場人物・団体・状況はすべて架空のものであり、実在の人物・団体・施設等とは一切関係ありません。
登場人物はすべて20歳以上の成人として描かれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

「もう、私を女として見ていないのかしら…」そんな独り言さえ、夜の静寂に虚しく溶けていく。
鏡の前で指先がなぞる自分の曲線が、誰にも触れられないまま冷えていく。
その「もんもん」とした飢えが、ついに彼女を隣室のドアへと突き動かした。
薄いブラウスの隙間から溢れんばかりの熱情を覗かせ、潤んだ瞳で僕を絡めとる。
寄せられた胸元から漂うのは、夜の闇に似た濃密な香水の匂い。
指先が僕の腕に触れるたび、彼女の肌から伝わる微かな震えは、抑え込んできた「女」としての叫びそのもの。それは、誰にも言えない秘密を共有しようとする、共犯者の温度。
「……ねぇ、私に触れて。壊れるくらい、強く」
耳元で跳ねたその言葉は、甘い毒のように全身へ回り、戻れない場所へと僕を誘う。
今夜、この部屋で曝け出された彼女の欲望を、僕は一生、誰にも明かさないだろう。







※本記事に掲載されている画像はすべてイメージです。モデルは20歳以上であり、演出・フィクションを含んでいます。