※この物語はフィクションです。登場人物・団体・状況はすべて架空のものであり、実在の人物・団体・施設等とは一切関係ありません。
登場人物はすべて20歳以上の成人として描かれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

いつも背筋を伸ばし、冷徹なまでに理性的だった彼女。
そのプライド高い女医が、今はロッカールームの薄暗い片隅で、僕の視線から逃げるように頭を垂れている。
僕が握る彼女の「失態」が、彼女を縛る唯一の鎖だった。
「…ここで、しろと言うの?」 掠れた声。震える手。
彼女は自ら、その聖域とも呼べる白衣のボタンに指をかけた。カチリ、と無機質な音が響くたび、彼女の積み上げてきた自信が床に零れ落ちていく。
眼鏡の奥で潤んだ瞳が、屈辱に濡れて僕を射抜く。
だが、その視線は拒絶ではなく、逃げ場を失い、すべてを投げ出すような色を孕んでいた。
白衣を脱ぎ、隠されていた脆い地肌が露わになる。
「先生、心音が廊下まで聞こえそうですよ」 耳元で囁くと、彼女は僕の肩に顔を埋め、言葉にならない熱い吐息を漏らした。それは、氷の女医が、ただの女へと堕ちた瞬間だった。








※本記事に掲載されている画像はすべてイメージです。モデルは20歳以上であり、演出・フィクションを含んでいます。