※この物語はフィクションです。登場人物・団体・状況はすべて架空のものであり、実在の人物・団体・施設等とは一切関係ありません。
登場人物はすべて20歳以上の成人として描かれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
秘書課に用事があって足を運ぶたび、少しだけ緊張する。
そこには、平社員の自分から見れば高嶺の花みたいな人たちが揃っている。
言葉遣いも所作も完璧で、余計な距離は取らないのに、近づけない線だけはきちんと引かれている。
秘書たちのほとんどが人妻だという話だ。
理由はいくつかあるらしい。
仕事柄、落ち着きや責任感が求められるとか、社内外の対応で信頼感が重視されるとか。
どれも納得できる話なのに、そう聞いてしまうと、見方が少し変わってしまう。
書類を受け取るときの立ち位置、椅子を引くタイミング、視線の落とし方。
すべて業務の範囲内のはずなのに、なぜか意識だけが先に動いた。
高嶺の花だとわかっている。
それでも彼女たちへの視線は、簡単には外せなかった。









※本記事に掲載されている画像はすべてイメージです。モデルは20歳以上であり、演出・フィクションを含んでいます。


