※この物語はフィクションです。登場人物・団体・状況はすべて架空のものであり、実在の人物・団体・施設等とは一切関係ありません。登場人物はすべて20歳以上の成人として描かれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
日差しと静寂のなかで、私は触れてしまった」

昼下がり。
柔らかい日差しが、彼女のいるリビングに差し込んでいた。
35歳、専業主婦の梨央。
細身の体にナチュラルな茶髪をポニーテールにまとめ、
白のクロップド丈リブニットトップスと、柔らかなスカート。
自然体で、それでいてどこか艶やかさを漂わせる──そんな彼女だった。
旦那は多忙で、夜遅くにしか帰ってこない。
2ヶ月に一度あるかないかの夜を、
梨央は、もう数えることさえやめてしまっていた。
日々の生活は充実している。
友人とのランチ、趣味のヨガ、ショッピング。
表面上は、満たされていた。
でも──
ふとした瞬間、胸の奥にぽっかりと、冷たい空洞が広がる。
リビングのソファに腰かけた梨央は、
何をするでもなく、ぼんやりと空を見上げていた。
ふわりと膝にかかるスカートの感触。
柔らかい布地の下、太ももを指先でそっとなぞる。
──気づけば。
そのまま、指先は、スカートの奥へと迷い込んでいた。
「……こんなこと……」
誰に聞かれるわけでもない呟き。
顔を火照らせながら、それでも手は止まらなかった。
結婚してから、初めてだった。
白いリブニットが肌に張りつき、
小ぶりな胸のラインを、いやらしく浮かび上がらせる。
柔らかな太ももをなぞる指先は、
いつの間にか、下着越しに熱を探り、
小刻みに震え始めていた。
背徳感に震えながらも、
梨央の身体は、静かに、小さな絶頂を迎えた──。
想像に溺れて、奥まで──心も身体も求めた

数日後の昼下がり。
梨央は、寝室のベッドに身を沈めていた。
薄く閉じたカーテンの隙間から、春の光が静かにこぼれ落ちる。
肌に吸い付くようなリネンの感触。
その上にしなやかに横たわる、ひとつの影。
黒のリブニットに、ミドルスカート。
細い腰から太ももへと続くラインが、柔らかく沈みこんでいた。
目を閉じ、深く息を吐き出す。
──ただ、それだけのはずだった。
だが、指先が自然と動き出していた。
スカートの裾を指でつまみ、ほんのわずかに持ち上げる。
薄布の下、肌に触れる空気がひやりとして、ぞくりと背筋に走る。
「……また、こんなこと……」
呟く声は、ベッドに吸い込まれて消えた。
それでも指先は、止まるどころか、より深く、滑らかに動く。
太ももの内側をくるくると円を描きながら、
「ぬる…」とした感触を確かめるように、熱を探る。
「ん……っ」
もう片方の手が、自然と胸元へと這い上がる。
リブニットの上から、小ぶりな胸をそっと掴み、
その先端を親指で軽く擦ると、「ちくっ」とした快感が胸に広がった。
「……やだ、なんで……」
恥じらいに震える声。
それでも手の動きは止まらず、
指先が下着の中へと滑り込む。
ぬめる感触。
熱く、湿った場所が迎え入れてくる。
指が、敏感な奥を探るようにゆっくりと沈み込み、
「じゅくっ…」という音が、耳の奥にまで残響を残した。
腰が自然とベッドに沈み込み、
そして──小さく、震えるように跳ねる。
自分で自分を追い詰めるように、
梨央はリズムを速めていった。
「……あ、んっ……」
胸元に手を動かし、指でレースのブラをめくる。
小さな突起が露わになり、そこを指で転がすたび、
身体がびくびくと反応した。
やがて──
ぼんやりとした意識の中、梨央の想像は、
見知らぬ“誰か”の影を描き始める。
「……誰かの……ペ◯スを……口に……」
脳裏に浮かんだのは、
自分の唇を開き、硬く膨らんだ男のモノを受け入れる姿。
ぬるりと唾液を絡めて、舌で包み込み、喉の奥まで……。
「……だめ、なのに……っ」
でも、想像は止まらない。
胸が熱く、奥が疼いて、
もう“自分の指”だけでは足りなくなっていた。
「お願い……お願い、誰か……っ」
自分の中に入った指が、ぐちゅ、ぐちゅと音を立てて掻き回す。
腰が揺れる。
膝がすり寄る。
胸を揉みしだく手に、力が入る。
「……いく、いっちゃう……」
甘く震える声とともに、
梨央の身体は大きく跳ね、
ベッドに爪を立てるようにして──果てた。
そのまましばらく、
ベッドの上で身体を小さく丸めながら、
梨央はまだ熱の余韻の中で、夢のように震えていた──。
誰かに見られてるかも…それでも止められない私

── 自らを貪る昼下がり
さらに数日が経った昼下がり。
梨央は、いつものように寝室へと向かった。 白いリブニットと、赤いレースのブラ。 スカートは膝上10cm、薄いベージュの柔らかい生地。 鏡に映る自分の姿を、どこか他人のように見つめていた。
夫と最後に肌を重ねたのが、いつだったか思い出せない。 愛していないわけじゃない。 ただ、触れ合うことが、いつしか日常から消えていた。
「……だから、私は……」 言い訳のように、呟く。
ベッドの上。 すでに手は、ゆっくりとスカートの奥へと這い、 熱を帯びた下着の上から、小さくなぞる。 「ぬる…」という感触。
胸元に手を伸ばし、リブニットをめくり上げると、 赤いレースのブラの上から、小ぶりな膨らみを揉み、 指先で先端を円を描くように撫で始めた。
想像する。 ──あの硬くて、熱い、誰かのもの。
「……もし、また触れられたら……」 唇が熱くなる。 ベッドの脇に置いていた小さな箱を、そっと開く。
中には、初めて手にした小さなおもちゃ。 細長くて、滑らかな素材。 「……こんなもの、買うなんて……」 顔が赤くなる。
そっと唇に当てる。 舌でゆっくりとすべらせる。 「ん……」 唾液で濡れていく先端。 唇をすぼめて、その先を包み込むようにくわえ、 「じゅる…ちゅ…」と、静かな音が室内に響く。
まるで、奉仕しているような気分。 自分が誰かのために尽くしているような錯覚に、 身体の奥がくちゅりと反応する。
じゅうぶんに潤ったおもちゃを、 両脚を開いて、そっと、自分の中へと導く。 「っ……」 初めての感触。
異物感と快感の狭間で、身体がぎくりと反応する。 指先でそっと、おもちゃの根元を握りながら、 ゆっくりと奥まで沈めていく。
中でぴくぴくと震えるような感覚に、息を呑んだ。 「……ふ、ぅ……あっ……」 喉の奥から、少しずつ声が漏れる。 腰がゆっくりと、上下に揺れ始める。
ベッドにシーツが擦れる音が重なり、 スカートの裾がふとももにまとわりつく。 唇は自然と開き、時おり舌が濡れた唇をなぞる。 「んっ、はぁ…もっと……」
指先は、自分の柔らかな膣口のまわりをなぞりながら、 くちゅ、くちゅ、と湿った音を響かせる。
そのとき、ふと気づく。 ──カーテンが、少しだけ開いていた。
上半分、すりガラスじゃない窓。 「……見えてしまうかも……」 心臓が跳ねる。 でも、止められなかった。
身体をそちらへ向け、脚をくの字に開く。 おもちゃが、中でわずかに動くたび、 快感が波のように押し寄せる。
さらに、唇を尖らせたまま、くちゅ、とおもちゃの先端を咥えてから、 口を離さず、指でまた自分の中をなぞる。 「んっ……ちゅっ…ん、あぁ……」 胸の先端を親指で弾くと、身体が跳ねた。
「見ないで……でも……見て……っ」 その矛盾が、さらなる興奮を呼び覚ます。
胸を片手で揉みしだきながら、 もう一方の手でおもちゃをぐちゅぐちゅと動かす。 唇がわずかに開いたまま、「はっ、あ、んんっ……」 甘く、震える吐息が重なっていく。
「はぁっ、あっ……だめ、イッちゃ……っ」
クチュクチュと響く音と、甘い吐息。 腰が跳ね、脚が震え、 梨央はそのまま、 窓の向こうの“誰か”を想像しながら、 最後の絶頂へと飲み込まれていった──。

※本記事に掲載されている画像はすべてイメージです。モデルは20歳以上であり、演出・フィクションを含んでいます。