※この物語はフィクションです。登場人物・団体・状況はすべて架空のものであり、実在の人物・団体・施設等とは一切関係ありません。登場人物はすべて20歳以上の成人として描かれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
チャイナとタイツの摩擦──店長の腰に溺れていく

──1ヶ月目フォローのロールプレイ、という名目だった。
「最近、裏指名多いね。……あの時のひまりちゃんが、こんなに人気者になるとは」
その言葉に、陽葵はこくりと頷いた。 チャイナドレスの裾を整えながら、控え室で店長の顔を見上げる。
「で、今日はちょっと“確認”したいことがあるんだ」
そう言って連れていかれたのは、最初に研修を受けたあの部屋。
再び、あの研修マットの上。
「……じゃあ、座って」
指示に従いながら、ひまりは店長の視線に違和感を覚える。 どこか熱っぽい──あの時とは、明らかに違う。
「……あの、店長……?」
言いかけた瞬間、彼の手がひまりの腰を引き寄せる。 タイツ越しの太ももが重なる。
無言のまま、店長の手がひまりの頭をそっと押さえる。 そのまま腰元へと導かれ、熱が唇に触れる寸前──
「……こういうの、もう慣れたんでしょ?」
低く抑えた声に、ひまりはびくりと肩を震わせた。
ひまりは言葉を失いながらも、無意識に身体を擦り寄せていた。
着衣のまま、重なる熱。
「っ……店長……そこは……まだ……」
でも、その声さえ甘く震えてしまう。
「もう感じてるんだ…やばいな……?」
囁かれた瞬間、ひまりの中の何かが、とろけていく──
店長の腰の動きが、ひまりの奥にじわじわと押しつけられてくる。 まだ入っていない。けれど、擦れている。 布越しの感触が、なまめかしい音をたてていた。
(だめ……なのに……なんで……)
ひまりの背筋が小さく震えた。
押し殺すような吐息と、じわじわと染み出す体温。 ぬるんだ視線の奥で、彼女は確かに、感じ始めていた──
“お願い”のその先へ──自らタイツを破く、重なる悦び

──その翌日。
また、指名が入った。常連の若い客。ひまりは、施術ルームの扉を閉めると、小さく笑って振り返る。
「今日も……たっぷり、癒してあげるね」
言葉より先に、目が誘っていた。
ひまりはソファに腰を下ろし、タイツ越しの太ももをゆっくり撫でる。その仕草を見た客が、自然とそばににじり寄ってくる。
「……ここ、気になるの?」
指先が自分の脚を撫でると、客の手が重なる。
黒タイツの布地の上から、下着のラインをなぞられる。ちいさな吐息とともに、ひまりの膝がわずかに崩れる。
(やっぱり……感じちゃう……)
熱がこもるタイツの奥。
ひまりは膝をつくと、無言で客の前に顔を近づける。薄く微笑みながら、その指先がベルトを外し、静かに下着へと伸びていく。
「……内緒の、マッサージ……ですよ?」
囁くような声とともに、彼女の唇が触れる。くちびるで先端をそっとなぞり、舌先でやさしく円を描く。
ちゅっ、ぬちゅ……と、控えめながらも確かに湿った音が空間に溶けていく。
右手は根元をしっかりと包み、左手はそっと客の太ももを撫でながら、彼の熱にじっくりと付き合う。
口腔の中でうねるように舌を絡め、途中でふっと抜き──見上げる。
「……ここ、気持ちよくなると、表情変わるんだ……」
そう言いながら、また深く咥え込み、くちゅ、ちゅぷ……と水音がくぐもって響いた。
彼が堪えきれず腰を浮かせたのを見て、ひまりはそっと手を離し、膝を上げる。
タイツの上から、濡れた布を軽くずらし、客にまたがるように位置を変える。
「……したい……ですか?」
甘く問いかけながら、ひまりはわざとゆっくりと腰をすり合わせるだけにとどめる。
ぬちゅ……くちゅ……と、濡れた布同士が擦れあう音が控えめに響く。
「……こうしてるだけでも、……気持ちいいです……ね……?」
ひまりの瞳が潤み、首をかしげながら優しく腰を回す。そのたびに、彼の熱が際立っていく。
「……お願いします……」
ぽつりと、堪えかねた声が落ちた。
その瞬間、ひまりはふっと笑い、タイツの布に指をかける。
「……破いちゃうね……」
そう囁きながら、指先でタイツの股布をゆっくりと裂いていく。
ビリ……と控えめな音がして、濡れた肌があらわになる。
ぬちゅっ……と、静かな濡れ音とともに、ひまりはゆっくりと腰を落とす。
中で擦れ合う粘膜の感触。
「あっ……っ、……ん……っ」
声はまるで、息を吐くように漏れるだけ。喘ぎというにはあまりに小さく、けれど確かに快感を伝えていた。
腰を揺らすたび、ぬちゃ、くちゅ……と抑えられた音が下半身で響く。ひまりは腕で彼の首を抱きながら、耳元にそっと吐息を落とす。
「……声、我慢して……ふたりだけの……秘密、だから……」
それでも腰は止まらない。
熱を抱えた身体が、ゆっくりと深く、彼を迎え入れ続ける。
その動きには淫らなほどのやさしさがあり、ひまり自身の“悦び”がそこににじんでいた。
──そして、その光景は。
モニター越しに見つめる、店長の欲望をまた煽っていた。
店長室で果てた夜──“特別”になりたくて

──「……話がある」
出勤早々、控え室に呼び出されたひまり。
「本番NGって、契約にあるよね?」
店長の口調は穏やか。けれどその目だけは、怒りにも似た嫉妬の色を帯びていた。
「……あんな表情、俺のときは見せたことないだろ」
視線をそらさず、ひまりはゆっくりと近づいていく。
「……店長、昨日のモニター、見てたんですよね?」
図星を突かれた店長の喉がごくりと鳴った。
「私、ずっと気づいてました。……見られてるのも、興奮してたのも」
その言葉に、店長の指がぴくりと動く。
「でも……ほんとは、店長に……抱いてほしかったんです」
ひまりはそっと彼の膝に座る。
「……この身体、ちゃんと確かめて……他の誰より、店長に知ってほしい」
チャイナドレスの裾が広がり、脚が密着する。
「私、もう……隠せないです」
そして、ひまりは自ら店長の腰に腕を回し、そっと膝をついた。
ゆっくりと店長のベルトを外し、下着の奥から熱を取り出す。
そのまま、指で根元をしごきながら、口元に持ってくる。
「……店長、ここ、こんなに熱く……」
目をとろんと潤ませたまま、ひまりは口を開き、ゆっくりと咥える。
ちゅぷっ……、ぬちゅ……と柔らかく湿った音が部屋に響く。
舌で裏筋をなぞりながら、手は絶えず根元をしごいていく。
「……ふふ、店長……これ、気持ちいいですよね……?」
何度も抜き差しするたび、ひまりの唇が艶やかに濡れていく。
彼の熱がさらに硬くなっていくのを、ひまりは口の中で感じ取っていた。
やがて、ふっと口を離し──見上げる。
「……店長、これ……いいですよね」
その言葉と同時に、くるりと身体の向きを変え、店長の前に立ちバックの姿勢で腰を突き出す。
タイツの裂け目からあらわになった柔肌が、誘うように揺れる。
「……私から、いれても……いいですか……?」
店長が無言で頷くと、ひまりは自分の手で彼の熱を掴み、そっと自らの中へ導いた。
ぬちゅ……っ。
細く甘い吐息と共に、ひまりの身体が震える。
「んっ……っ、はいって……きた……」
ゆっくりと腰を動かすたび、ぬちゅ、くちゅ……と、柔らかい音が抑え気味に響いた。
「……店長のが、いちばん……奥まで届いてくる……っ」
息を殺すように震えながらも、ひまりの腰は止まらない。
「あっ……んっ……っ、うぅ……っ」
小さく漏れる喘ぎ。施術ルームに響くその音は、まるで“悦び”そのものだった。
「……わたし、今……店長のもので……いっぱいに、なってます……」
ひまりの声は、とろけるような甘さに包まれていた。
──そのときだった。
「ひまり……っ、もう……っ」
店長の腰が突き上げるように動き、奥へと深く入り込む。
「ああっ……っ、店長……きて、一緒に……っ」
ひまりの声が震え、腰がびくんと跳ねた。
重なった体温と熱が、ぬちゅ、くちゅ……と混じり合い、内側でひとつに溶けていく。
「っ……ひまり……っ!」
彼の声が掠れる。
ひまりは目を潤ませたまま、振り返りながら微笑む。
「……嬉しい……店長と、いっしょに……」
その言葉の直後、ふたりの身体が同時に痙攣するように震えた。
深く重なったまま、静かに──確かに、果てていた。
──こうして、ひまりは“公認の裏”となり、店長のなかに確かな痕を刻んでいく。
その夜から、彼女は出勤のたびに店長室でふたりで愉しむようになった。
……誰にも見せない、彼女だけの“悦びの顔”がそこにあることを、店長は誰よりも知っていた。
店長の完敗──そして、“公認の裏”を背負ったひまりは──
さらなる“成長”を始める。
彼女の、ほんの少し冷えた掌が、確かに店長の理性を溶かしていった──
そして、制服のまま、そのままのひまりが、また一歩、女になっていく音が……静かに部屋の奥で響いていた。

※本記事に掲載されている画像はすべてイメージです。モデルは20歳以上であり、演出・フィクションを含んでいます。