※この物語はフィクションです。登場人物・団体・状況はすべて架空のものであり、実在の人物・団体・施設等とは一切関係ありません。
登場人物はすべて20歳以上の成人として描かれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

ライブステージの喧騒が嘘のように静まり返った、深夜のワンルーム。さっきまで、あんなに「清純な笑顔」をファンに振り撒いていた君が、今、僕の目の前で重たいパーカを脱ぎ捨てた。
黒いレースが、柔らかな白い肌を締め付けるように縁取っている。そのあまりに強烈なギャップに、僕は息を呑んだ。チェックのスカートを揺らしながら、四つん這いでシーツの上を這い寄ってくる君の瞳は、もう「みんなのアイドル」のそれじゃない。
熱を帯びた吐息が僕の首筋を撫で、指先がシャツのボタンに触れるたび、理性という名の境界線が音を立てて崩れていく。
「ステージの興奮をあなたにぶつけてあげるから……」
甘く、どこか強気な響きを帯びた声が、僕の思考を完全に奪い去る。部屋を満たす甘い香りと、服越しに伝わる肌のぬくもり。今夜だけは、僕だけの特別な偶像(アイドル)の深淵に、ただ深く溺れてしまいたいんだ。



※本記事に掲載されている画像はすべてイメージです。モデルは20歳以上であり、演出・フィクションを含んでいます。